今年の仕事始めは、予想外の仕事始めになりました。
12月31日に歩道整正除雪を朝の10時から開始して、途中から雪が降り出し、午後には信じられないようなどか雪が降ってきました。
あっという間に、20cmを越えて大変な状態に
天気予報を事前に確認していたので、従業員の皆さんにも待機はしてもらってはいたのですが、この12月31日から1月1日にかけては、帰省で花巻にいない人も多く、当社にとっては一番作業体制も厳しい状況でした。
県道・国道の歩道は既に除雪に出ていたのでそのまま除雪を続行し、市道の車道・歩道も市役所から要請があった14時過ぎには直ぐに対応して、除雪体制に入りました。
昨年の12月26日に一度大雪が降っているため、雪も押し辛い状態になっていました。そこに、追い打ちを掛けるような大雪になったため、どうやっても除雪時間が掛かります。
しかも、31日の夕方からは凍えるような湿った吹雪に天候が悪化し、防寒着は濡れて長靴にも水が溜まるような状態でした。風が強いと体感温度がより寒く感じると聞いたことはありましたが、気温以上に寒い状態で除雪を行っていました。
こうした天候の時、押して歩くタイプの除雪機械による除雪は本当に辛いです。
県道・国道の歩道、そして市道の車道・歩道除雪も苦闘が続き、あっという間に年越しの深夜0時に近づいてきました。いつ終われるかも分からず、徹夜で除雪する覚悟を決めながら、一度夜食を食べに会社に戻りました。
あの時のように、従業員の皆さんとおにぎりとカップラーメンを食べながら年越しをしたのは始めての経験です。20分程度も休んだでしょうか。つかの間の休息を経てまた除雪を再開しました。
結局、全ての除雪が終わったのは翌日である1月1日の朝11時ころでした。
大荒れの寅年を象徴するかのように、大晦日まで荒れた天候だったのが、卯年になった1月1日の朝は本当に穏やかな朝でした。
爽やかな元旦の朝に除雪をしながら、今年一年が穏やかな一年であればと願ったことを想い出します。
徹夜で除雪をするという仕事始めになった2011年。
交代要員もなく共に除雪を徹夜で頑張ってくれた従業員の皆さんに対して、心からの感謝の気持ちが溢れてきた一日でした
<県道・国道歩道を除雪した弊社のロータリー除雪機械(34PS)の写真です>
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