テレビなどを通しての情報と、実際に自分がその場に行って経験したこととでは、感じ方が大きな差が生じる場合があります。
自分自身の目でしっかりと現地を見た時、そこから何を感じ取るか。自分自身のアンテナがどこを向いているかにもよりますが、ただ何気にニュースを見ていてた時の感じ方と比べて、より強い衝撃を受けました。
原発事故の影響で人が住めなくなって1年半が経過した町の状況を、数か月前の警戒区域変更に伴って見る機会を得た時の、私自身の感想です。
人が住んでいない町や何も手入れがされていない道路が、震災後の応急処置のままで現在もその姿をとどめている状況をみて、改めて事故の重大さを考えさせられました。
私たちは便利な生活を享受するために、多くの電気を必要としています。ただ、この電気を得るための方法を将来的にどうしていくべきなのか。
このエネルギー問題はコスト・環境・リスクなど様々な要因が絡みあう中で、今回の衆議院総選挙でも争点の一つになってきています。
今回の経験を通じて、より真剣にこの問題を考える契機になりました。
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