昨日、水道工事の仮設方法について資材メーカと現場を確認しながら打ち合わせをしていた時です。
道路に直径5cmくらいの穴が空いているのが目にとまりました。
あれっ、と思って駆け寄ると、深さは30cmくらいで、中ではかなりな範囲で空洞が拡がっています。
その場で直ぐに市役所に電話をし、まずはカラーコーンで、その場所を車が通らないように対応してもらいました。
それと同時に、対応可能な弊社の社員に連絡をしながら、その後の応急対応について打合せをしました。
空洞の原因ですが、写真で見ても分かる通り、ジョイント部に隙間があり、ここから土砂が抜けてしまっていました。
今回はこの管路部分(実際はヒューム管でした)をまずは現し、丁度午後にコンクリート打設工事をする現場のコンクリートを利用して、隙間部分には生コンが落ちないような細工をしつつ、コンクリートで上部巻立てを実施ました。
硬化には多少の時間を要しますが、こうすることで上部からの土砂の落ち込みをなくすことができます。
元々隙間を塞いでいたものが弱く、経年変化で役に立たなくなってしまったことが、今回の空洞の原因でした。こうした状況の時に、先日の大雨で土が抜けてしまったものと思われます。
車でこの場所を通っていればまず気がつくことはありませんでしたが、偶然にも歩いていたので見つけることが出来ました。陥没前に対応出来て、本当に良かったです
コメント