私が2008年に花巻青年会議所の理事長をしていた時に、当時花巻市内の高校生だった生徒さん達と共に、花巻を元気にするために事業を考え実施したことがありました。
今花巻のキャラクターになっている、フラワーロールちゃんのアイデアもこの時に生まれて、全国公募からキャラクターを選定して、今では本当に多くの方々に知られるまでになってきています。
この時、特にも中心的に頑張ってくれた高校生のリーダーが何人かいるのですが、その当時から花巻に戻ってきて、いつか花巻のためになるような仕事をしたいと最後に話をしていた生徒さんがいました。
商店街の状況を実際に見て聞いて回ったり、高校生の仲間や青年会議所の大人達と一緒に事業を創り上げていく過程で、様々なことを感じ、よりそうした意識が高まっていったように想います。
その内の二人と、先日の花巻花火大会で4年ぶりに偶然再会することができました。
私が警備作業中だったのでその時はあまりゆっくりと話をすることが出来ませんでしたが、その後のやりとりで、現在の状況を知ることが出来ました。
二人とも大学の時から地域振興やコミュニティーなど社会系の勉強をして、花巻のために頑張っていきたいという想いを形にして頑張っていました。
一つのキッカケで自分自身の目標や夢が明確になり、それをしっかりと意識をして夢を叶えるべく大学生活も頑張っていることに感動を覚えました。
「子供の時から地域に愛着を持ち、愛する自分のまちのために何かをしていきたい」
社会教育になると思いますが、そうした学び感じる機会が子供の頃から増えていけば、進学を機に良い人材が外に流出していくだけではなくて、逆に力を高めて戻ってきてくれることにもつながっていくのかもしれません。
働く環境など課題も多いのかもしれませんが、まずはそう考えてくれる若者が増えていかなければ、外に出た人間が地元に戻ってくることはそう多くないのだと想います。
本当に嬉しかった、久しぶりの再会でした
コメント