先日から工事をしていた擁壁フェンス工事が完成しました。
工事の目的は、用地の明確化のためにコンクリート擁壁と合わせてフェンスを設置したいというものでした。
本工事の現場打ち擁壁の厚さは通常の12cmよりも厚めにして15cmにしていますし、L形擁壁の高さは60cmで地上高が30cmと、擁壁本体の根入れも深くかなり強固な形状にしております。
自由柱ではなく固定柱タイプのフェンスを設置するために、柱部分のコンクリート被りが少しでも厚めになるように配慮すると同時に、用地境として長期的にも十分持つ構造にしたかったからです。
また、どうしても植栽も移動したいという要望を受けましたので、元地盤高よりも背面側の埋戻し土を高くすることで、植栽の根が張るためのスペースをなんとか確保することが出来ています。
下が完成写真です。
家屋の方までフェンスが設置されてあるので、雪による落雪破損を防止するために、屋根端部に雪止めを増して対応しています。
また、植栽周りにはお客様と相談して砕石を敷き均して完成としています。
こうしたことを考えながら、施工させて頂いた擁壁フェンス工事でした
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