今朝の朝礼で、安全運転自家用新聞の内容を引用して話をさせて頂きました。
「皆さんは車を運転している時、信号機を見ますよね。ところで、信号機のランプの並びを明確に思い出せますか?」
真ん中の黄色は分かっても、青と赤の位置関係がはっきりしない人も多いように思います。
私達は車を運転している時に、見ているようでいて、実はそこまで注意深くモノを見ていないことの例えとして使わせて頂きました。
特にも何か考え事をしていたり、何かに気を取られていたりした時には、見ているようで見つけていなくて、実際にきている車や歩行者に気がつかずに、交差点などでハットした思いをしたことがあるかもしれません。
こうした事は、しっかりと周囲の状況を観察して警戒し、危険を探そうという気持ちが日常的に薄れている可能性を表しています。
そうした事が続いていれば、いつかは事故につながる可能性が高まっていきます。
なかなか自分自身の運転を振り返る機会はありませんが、それが事故が起きてからの反省では遅い話です。
こうした話を聴いた日だからこそ、同乗者は運転者の運転に気を配ってあげて、運転手さんも自分自身の運転を振り返る一日にしましょう。
と、こんな話をさせて頂きました。
なかなか自分自身を客観的に見ることは難しいですから、もし同乗者から何かを言われたときには、反発するのではなく、逆に素直に聴く耳を持つ必要があります。
そうした言葉一つから自分自身を省みる機会にして、しっかりと意識すべき事を心に刻んでいく必要があります。
意識し実践し続けていくことで習慣になり、そこで始めて自分自身が良い方向に変わっていけるのだと、そう考えています。
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