先日終了した外構工事の現場からです。
今回の工事では、隣接地との間に擁壁とフェンスを構築したいというものでした。
写真のように舗装端部にはコンクリートがありましたので、隣地の方との協議の上で、接する形で施工を行いました。
但し、将来的に舗装側のコンクリートを壊すような事態が発生しても大丈夫なように、接する部分にケンタイト(瀝青質繊維性目地板)を貼り付けて、縁を切るように工夫しています。
コンクリート擁壁の距離が長くなるため、途中に目地を設けています。この目地に関しても、鉄筋まで含めて完全に縁を切って施工をしています。
この後に、内側にも型枠を建てて、ボイド管で箱抜き(フェンス柱施工分)をして生コン打設をしました。
こうして隣地との境に擁壁とフェンスを構築する事ができました。
今回の擁壁厚は、現場打設という特性を活かして18cmにしています。これから先に何十年と境を守る擁壁なことと、フェンスの後施工を考慮して、通常よりも厚めにしてより強固なものにしています。
宅地側については、お客様の要望を受けて砕石を敷き均して完成とさせて頂きました。
隣地の方にも大変お世話になりましたし、皆様のお陰様で仕事をさせて頂き、無事に工事を終了することができました。
お世話になった皆様に心から感謝申し上げます
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