新しく2012年度がスタートしました。
昨年の元旦を思い出すと、この花巻ではあり得ないような未曾有の大雪でした。
大晦日31日の午後から始まった除雪が、終了したのは元旦午前中と、除雪をしながらの年越しとなりました。それに比べても、今年は本当に心穏やかに新年を迎えています。
昨年を振り返ると、東日本大震災を通して、当たり前の生活がある有り難さや、人とひととの絆を強く感じることができました。
世の中全体が大変になったことで、便利な暮しが一変し、不自由な中で人と人との助け合いや思いやりが必要になったことで、日本人が本来持っている良い意味での精神性が発揮されたように感じます。
そうした得難い経験を心に刻んでこれからに活かしていくためにも、社会に対して自分達ができることを考え継続的に実行していくことが大切なのだと想っています。
個人としては、40歳という一つの区切りを迎えることで、今まで培った経験やネットワークをどのように活かしていくべきなのか、自分自身の役割や為すべきことをしっかりと考えていきたいです。
会社としては、社員の皆さんが働きがいを感じながら日々頑張れるようにコミュニケーションを大切にしながら、そうしたプラスな気持ちの上で、本業である建設業というインフラ整備を通して、しっかりと地域に必要とされる会社としての基盤を高めていきたいと考えます。
施工管理能力,技術力,施工能力,対応力,ネットワーク力など、建設業として様々な事が求められる中で、まずは個人の技術を向上させると同時にその幅を拡げ、「トータルリフォーム」高田工業株式会社としての地域における存在価値を、着実に高めていきたいです。
2012年を迎え、昨年まで考えていながらも出来ていなかったことを、少しずつでも始められるように。
より飛躍できる一年を目指して、新年をスタートしたいと想います。
そして、岩手県の一建設業であり一県民として、被災地のためにも何が出来るかを模索しながら、一日一日を積み重ねていきたいものです
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