3.11の大震災から早2ヶ月が経ちました。
被災地では災害復興に関する仕事や、人の生活に関する仕事はかなり忙しい状態になっているようです。
ただ、現実として岩手県だけで1万人以上が職を失っていても、今までと違う仕事に簡単に就けるものではありません。
災害復旧に被災者を臨時雇用している地域もあるようですが、実際にオペレーターや大型ダンプの運転手、水道や電気、大工などの技能者となると、資格や経験も必要になり、にわかに出来るものではありません。
被災地で生活を再建することを諦めて、別な地に移り住むことを決意する人が増えているような話も聞こえてきます。
単にライフラインや住環境が整うだけでは、生活の再建が果たされる訳ではありません。そこに住み続けることが出来るように、生活の糧を得ていくための手段が必要になります。
短期的な支援は公的機関から受けられるかもしれませんが、長期的には自分達で考え、創っていかなければならないこともあるはずです。
国の方針と合わせて、自分達の地域をどうしていくのか主体的にも考えていかなければ、今後更に被災地間に復興の格差が生まれてくるように想います。
そう想いながらも、自分が被災地で建設業の仕事をしていたとすれば、片付けなどの目先の事に追われる毎日なのかもしれませんが...
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