金曜日から双子の兄が神奈川から戻ってきました。
土曜日に高田の避難所に物資を届けようと、奥さんと二人ですごい量の物資を買ってきてくれました。
ドライシャンプー,清拭料,体拭用のウエットタオル,モンダミン,化粧水や乳液,下着,肌着,靴下,タオル,缶詰,日用製品など。
どれも段ボールで一箱分はあって、何カ所も向こうでお店を回って揃えてくれたよですが、こうした物は向こうでもあまり売ってないようです。
今被災者の皆さんが欲しいものは、通常の支援物資では揃わないものが多く、こうやって買い揃えなければいけない現実があります。神奈川でも揃わないくらいなので、こちら花巻でも手に入らないものも多いです。早く、こうした物流も復活してもらえれば良いのですが。
私の車と兄の車に物資を積み分けて、高田一中まで一緒に行きました。私は、県議会の先生二人と高田の様々な場所を回る予定があったので、一中からは現地でボランティア活動をしている弊社の従業員に道案内をしてもらいました。
会社の幌付きの軽トラックを持っていかせているので、私の車の荷物を分けて、道案内をしながら配ってもらいました。
最初の高寿園だけでも、お風呂のニーズが高いだけあって、ドライシャンプーや体拭きは全部でも欲しいという感じだったそうですが、他の避難所も回るので我慢して頂いたそうです。
お年寄りが多い避難所ではこうしたニーズが高いとは考えていたのですが、本当にその通りです。他にも希望が丘病院,和野会館,下和野会館を回って物資を置いてきたそうです。
回りながら欲しい物を聞いたところで、鍋やズボン、少しお風呂にも行けるようになったのでシャンプーなど、様々な要望があったそうです。
早速、高田から戻ってくるなり、兄たちはそうした物を買いそろえていたようで、日曜日に神奈川に戻りながら、高田を経由して置いて帰るそうです。
前日に欲しいという話を聞いて、翌日にこうやって届けることが出来れば、本当にタイムリーなニーズに応えているのでとても有益なことです。
ただ、殆どは足を運んでニーズを聞いてそれに応えているため、答える事が出来る機会は決して十分ではありません。
以前からの課題ではあるのですが、ボランティアや物資に関するニーズを吸い上げながら発信していく仕組みの構築が必要です。
それに対して社会福祉協議会の皆さんが、こうした事に対応しようと努力をされておりますが、地元に精通した方々が多く亡くなられてしまっているために、時間が掛かってしまっています。
携帯電話のエリアも日々拡大する中で、こうやってニーズを頼みやすい信頼関係を構築し、横の情報連絡がスムーズに図られていけば、より良い支援活動が実施出来るようになっていきます。
こうした所にも、支援の輪が拡がっていって欲しいものです。
あ!? あの物資!そうだったのか!
私、佐々木は3/31~4/4まで高寿園でボランティアしていたのよー。
早速皆さんに配りましたよ!
ありがとう、助かりました。
会いたかったなー!
残念ですよ。
投稿情報: ワルうさ | 2011/04/07 20:16
ボランティアで頑張られていたのですね。ビックリです!
兄達もそうなのですが、皆出来ることを考えて、それを実行してくれています。
本当に素晴らしいことですよね。
また、どこかの機会でお会いしましょうね!
投稿情報: sasa | 2011/04/08 20:51