被災状況が酷い地域であればある程、従来のシステムが機能しないのだと思います。
通常であれば、県や国、外部の方々にこうして欲しいという要望を上げて、そうした課題や要望を解決するための施策なり、支援が行われていきます。
今回のように類をみない被災状況の場合、誰しもがこれから先の復興へのプロセスを描くことに頭を抱えてしまうでしょうし、どうして行けばいいのか明確なビジョンを持つことは難しいことだと思います。
それでもビジョンを持つことが出来る地域は、復興に向けて歩みを早めていくことが出来るのかもしれません。
ただ問題は、そうしたビジョンを持つことが出来ない地域です。
国や県、外部に対して何かをお願いしようにも、何からどうお願いしていけば良いのか? そうした判断にも迷うこともあるかもしれません。
だからこそ、従来型の差し伸べられた手を掴む支援の方法ではなくて、こちらから手を差し伸べる支援が大切になります。
被災地の状況により、求められる支援のあり方から大きく違っているように思います。
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