今日は、陸前高田の高橋理事長に同行を頂いて、長部方面の各避難所を回ってきました。
被災した人達の今の状況をまずは知ることから始め、これから何が出来るのかを考えていくためにも様々な情報を得てくるつもりでした。
この長部地域では、7~8年前に自主防災組織が創られ毎年その組織をしっかりと再構築してきたこともあって、情報伝達の仕組まで出来上がっていて、共に助け合って前向きに頑張っている姿が印象的でした。
これから復興へ向っていく中で、地元の人達が中心となり、更には新たな仕事の環境を創り上げながら、自分達が生まれ育った土地で住み続けることが出来るようにしていくこと。
そうした仕組みも必要になってくると思います。
この長部地区は、このエリアにいる人全てが、被災者という考え方をしています。
地震当初は家が残った人が被災者の人達を助け、家があっても食料がない人が増えてくれば公平に支援をしています。
これからも、お互いに支え合いながら、様々な困難を乗り越えていくのだと想います。
また、各避難地域に物資を届けたり、各避難所を支援したりと、自衛隊の皆さんの活動が無ければ、避難生活はなり立たない地域が数多くあります。
海外においても自衛隊の皆さんの災害支援は高い評価を得ていますが、これだけ迅速に様々な仕組みを整え、殆ど休み無く活動をされていることに、改めてその存在の大切さを実感させて頂きました。
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