これから支援を本格化していくための情報収集と段取りのために、弊社の高田に縁がある若手従業員を連れて陸前高田に行ってきました。
3日前に陸前高田を訪れた時よりも道路幅が拡がっていて更に走り易くはなっておりますが、歩道がないために歩行者や自転車が通っていますので、かなり慎重な運転になります。
携帯電話も、当初のAUが強い状態から、今ではドコモの方がエリア的に繋がるようにまで回復してきてはいるのですが、陸前高田市内は一部でしか繋がらない状況が続いています。
本日の高田入りは、向こうで震災当初から頑張っている陸前高田青年会議所メンバーを支援しながら、陸前高田社会福祉協議会の方と打ち合わせを行い、青年会議所岩手ブロックの人的支援を受け入れる基盤をつくることが目的でした。
陸前高田の高橋理事長に案内をされて社会福祉協議会に行くと、こうした災害時の支援経験のあるボランティアリーダーの方々や、岩手県立大学のボランティアの方々が活動されておりました。
こうした専門的な方々がいらっしゃることは、経験の少ない私達にとって本当に助かるサポートになります。
広田方面には、福井県のボランティアグループが支援活動をされているようで、私達青年会議所は湾を挟んで反対側に位置している長部地区を支援していくことになりました。
本日は、岩手ブロックの佐々木会長を始めとして、副会長の皆さん、そして一関青年会議所の理事長さんも午後から陸前高田を訪れ、明日からの具体的な支援について打ち合わせをされていきました。
私達は、陸前高田青年会議所メンバーに案内をされて、支援対象地区である長部小学校を訪れ、責任者の方とも様々なお話をすることができました。
こうしたお話を通して感じたことは、様々な課題を見つけながら、何が出来るか自分達でもしっかりと考えながら支援していく必要性があるということです。
大きい避難所においては、自治の仕組みが機能していますし、子供達や様々な人達がボランティア的に自分達が出来ることをしようと頑張っている姿を多く目にすることができました。
これから復興が進んでいけばもっと様々なニーズが発生していくと思いますが、現在のような生活支援の場合、課題や不足していることをしっかりと確認しながら、確実に手を差し伸べていくことをしなければならないと想います。
私達の活動として、今までの物資支援から人的支援に切り替わっていく中で、被災者の皆さんの生活が少しでも良くなるような支援活動をしていければと存じます。
また、本日は建設業協会の関係者として陸前高田建設業協会にもお話を聞きにいく予定でしたが、行った時間が遅くてお話しが出来ませんでしたので、また明日に伺うつもりです。
結びになりますが、SaveTakataの皆さんと、陸前高田でお会いしてお話をすることができました。
例え遠くに住んでいても高田の事を本気で想い、自分達が出来る最大限のことをしていこうという人達がいることを、本当に頼もしく感じました。
様々な皆さんと情報共有をしながら手を携え、少しでも高田の皆さんのためになるように考えながら、今後も継続的に出来ることを頑張っていきます。
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