12月19日(土)に、午後から会社の安全大会を行いました。
今回の安全大会のテーマは「救急救命や応急処置」ということで、花巻市石鳥谷消防分署の3名の方々に、講師として来て頂きました。
どうせならばしっかりと技術を身につけようと考え、実技試験まで含めた講習の中で、普通救命講習修了証が発行されるような講習会を開催して頂きました。
この講習会を開催するためには、非番の時に時間を割いてもらう必要があり、私達のためにこうして時間を創って講習して頂いたことに、心から感謝申し上げます。
まず始めに、応急手当講習テキストに沿って説明を頂いて、次ぎに救急救命に関するDVDを20分間ほど見ました。
このDVDを見ることで、実際の救急救命の流れをイメージする事が出来ますが、ただ漠然とイメージするのと実際にやるのとでは、やはり大きな違いがあります。
自分達でやる前に、実際に消防署の方にポイント交えながら実演をしてもらいました。
そして、3班に分かれて次はいよいよ一人一人の実技になります。
一度一通り練習で実技を行ってから、実際にAEDも使用しながらの実技試験になります。
AEDは電源さえ入れればその音声案内に従って装着させていけば良いので、本当に簡単にできるようになっていました。
社員全員が、人工呼吸や心臓マッサージにAEDも組み合わせた一連の救急救命をしっかりと学ぶ事ができ、普通救命講習修了証を頂くことも出来ました。
いざとゆう時に、ちょっと勇気を出してなんとか役に立てたいものです
大まかな救急救命の流れです:
1.倒れている人を見つけたら、呼びかけを行う。
2.手助けしてくれる人を呼んで、救急車(119番)やAEDを持ってきてもらうように、きちんと役割を指名してお願いをする。
3.呼吸をしているかどうかを、見て聞いて感じて判断する(10秒程度)
呼吸をしているかどうかは分かりづらいので、耳を口元に当てて、胸の上下動なども参考に判断します。
4.もし呼吸をしていない場合。口の中の異物等が無ければ、口にガーゼ等を当てて人工呼吸を行う。
ただ、人工呼吸が難しいような場合も多いので、とにかく心臓マッサージを行って下さいとのことでした。
5.2回人工呼吸+30回の心臓マッサージを、2分間で6セットを行うようなペースで、救急救命活動を実施する。
心臓マッサージは結構な労力だと改めて感じましたし、どこに手をおいてすれば良いかなど、やはり講習会等で経験しておくことが大切だと思います。
6.AEDが到着したら、AEDを装着しての救急救命活動を実施する。
この先の流れは、AEDの音声メッセージに従って進めることになります。
これも、一度体験しておくと流れが分かっていざという時に役に立ちますね。
7.AEDの解析や電気ショックなどが行われたのち、状況によっては、音声案内に従って5の手順に戻って救命活動を続けます。
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