先日、花巻CSR研究会(山本健会長:岩手県立大学,花巻工業クラブ,花巻市民活動センター)主催の企業・NPO協働推進セミナーに参加してきました。
今回のメインテーマは、「地域で信頼される企業であり続けるために」という事で、CSR(企業の社会における全ての責任)について学ぶものです。
今回の講師は、IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)代表の 川北秀人 さんで、分かり易く具体的な事例を交えながらの説明で、最後には世界一簡単なCSRレポート作りまで体験する事ができました。
私の感覚として、CSRが企業の社会的責任ということは知っていましたから、企業の義務的な活動として捉えていました。
地域に根差した企業だからこそ、当然の義務として地域における社会的な責任を果たす必要があるという考え方です。
しかし、今回の講演を聴いて、それでだけでは大事な事が抜けていることに気がつきました。
CSRは、対外的な社会的責任を果たすということだけではなく、新しい付加価値を創出していくことであり、その付加価値の対象は、会社内や取引先やお客様も含めた対内的なことも、全て含んでくるということです。
そして何より、CSRは企業活動に大きくプラスに出来るというヒントを頂いたことです。
本セミナーを聞いて、また他会社のCSR取組事例を聞きながら、CSRレポート作成も行ったことで、会社内のことを改めて見直すとても良い機会になりました。
このCSRレポート作成では、時間をとって他の方が作成したレポートにアドバイスをする時間を設けたり、グループ毎に話し合う時間もありました。こうした作業を通しながら、他の会社の方々の取り組みに目を向ける機会を得ることができ、良い刺激を頂くことが出来ました。
このセミナーに思い切って参加してみて良かったです。
関係者の皆さん、本当にありがとうございました
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