河川災害復旧工事が無事に検査まで終了しました。
昨年の大雨の時に護岸まで流されてしまい、その復旧のための工事です。橋脚には、その時の爪痕として流木が未だに引っかかっていました。
一番右下の着工前の写真は、床堀掘削時の排水の濁水処理のために、自然の河川を利用した沈殿池を石を積んで造ったものです。
<着工前>
下は工事中の写真です。この流木処理は、地域貢献の一環として行いました。
積みブロックは、勾配が5分~2割に変化していくという難しいものでしたが、なんとか設計通りに納める事ができました。護床ブロックも設置したので、河川の増水に対してもかなり強固な造りになっています。
以下は、完成写真です。
災害復旧工事は、新設の工事と違って現場条件が悪く、気候的にも2月までの工期でしたから、いわゆる冬期間にあたり本当に厳しい施工環境でした。
護岸ブロックの勾配変化や様々な厳しい条件の中で、出来映えも良く早期完成をした事を検査官や監督官の皆さんに評価され、苦労した中で完成させた甲斐がありました。
こうした工事を、元請けだけで施工できる技術力や施工能力を、これからも大切にしていかなくてはなりませんね
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