今日は、青年会議所の理事長として、第10回 JA岩手花巻農協青年部通常総会に来賓として出席する機会を得ました。
始めて参加する総会ですし、まさに右も左も分からない状態ではあったのですが、花巻青年会議所メンバーでもある、農業を頑張っている親友も参加してくれたのでとても心強かったです。
私がまず感じたのは、担い手が少ないとは良いながらも、花巻市内の10支部から10人の代議員がいるということは、それだけでも100人であり、私が想像していた以上に多くの若い人達が農業に携わっている現実があるのだろうということです。
確かに兼業農家であったり、親が中心的に農業をしている人もいるようですが、それだけ多くの若い人達が、天候に左右される本当に不安定な職種であり、なかなか販売価格も上がらない中ではありますが、それぞれが経営者として様々に工夫をして、本当に頑張っているのだと想います。
しかし、これだけ食の問題がクローズアップされているにも関わらず、農業は本当に厳しい状態におかれ、将来的な展望が見えてきません。
それは、他の職種でも同じではありますが...
地産地消とは良いながらも、少々高くても食の安全を考え、地元の食材を使う。という所まで、余裕が無いのが今の地方の実情です。
更に現実として、先進国の中で、100%の自給率を切っている、ドイツ・イギリス・日本という中でも、日本は僅か40%という本当に低い水準になってしまっています。
全世界的な気象以上と、バイオエタノールのための転作。そして、年々拡がる砂漠化や止まる事のない人口増加。
今の原油高の問題のように、そうなる前に手を打たなくては、輸入に頼っている今の日本は本当にどうなっていくのか、素人の私でも心配になります。
海外の技術的な支援を行いながら、安全な食料を、安定的に輸入する方法もあるかもしれませんが、自国の農地を有効に活用できてない状況は、やはりおかしいのだと感じます。
本当に汗水を流して働いている人達が報われるように。
そう、願って止みません。
ブログを拝見しましてた。
私、最近気付いたんですが、自給率ってカロリー計算なんですって!!
つまり、カロリーの高いお肉などを多く輸入すると自給率はあがるってことですよね。
実際、カロリーの低い野菜などの自給率はどうなんですかねぇ?
お米や、野菜なども余って捨ててるって話しも聞いたかとありますし・・・
輸出で利益を上げている、トヨタなどが 農業に支援しても良いような気がします。
いずれ、世界的人口が増えている今、自分たちの食料は自分たちで確保しないといけない時代が来てますね。地産地消はもうすぐ当たり前になるような気がします。
投稿情報: かなめ | 2008/04/06 13:19