本日の花巻市議会において、まちづくり基本条例の修正案(議員上程)が審議されました。
このまちづくり基本条例は、この花巻市における最高規範であり、市民,行政,議員の皆さん等、市民全員がこの条例の中に書いてあるまちづくりの方向性というものを意識し、その実現に向けて努力をしていこう! という内容のものです。
大まかな本議案上程までの流れは、
策定委員会(市民からの公募も含めたメンバー)で素案が1年以上を掛けて作成され、その後、市役所や有識者での検討委員会を経て、パブリックコメント期間があり(197件のパブリックコメントあったそうです)、更に修正されたものが、2月中旬に議会に示されました。
その示された内容と、策定委員会での素案とを比較したとき、当初からの想いで記載されていた「市民参画条例」を別途定める旨の一文を復活させ、今回のまちづくり基本条例に入れるべきである! ということが今回の修正議案の最大のポイントでした。
当初案、そして修正案のそれぞれの意見陳述が終わり、その後採決に入る前に、「無記名投票に対して、記名投票にすべき!」という動議が提出され、無記名投票で採決した結果、賛成17 , 反対16で記名投票することになりました。
そして、いよいよ「修正まちづくり基本条例(案)」に対しての採決がなされ、賛成:17 , 反対16で、市議会議員有志が提出した修正案が可決されました。
私は、同じまちづくりの団体として、この「修正まちづくり基本条例」については、これから更に理解していかなくてはならないと想いますし、市民が同じ方向性を向いてまちづくりをする上で、この最高規範を活かすべきだと考えています。
今回の修正議案の可決により、次に市民参画条例が議論されていく事になるのですが、これが更に重要な条例になると考えています。
まちづくり基本条例は私達が目指すべき、そして皆が行うべき方向性を示しているものであり、いわゆる理念的なものだと想います。
そして、この理念を具現化していくための大きなキッカケとなるのが、この「市民参画条例」になります。
つまりは、市民の人達が如何にまちづくりに参加していくか?その具体策も含めて、本当の意味で市民がまちづくりに参加していく流れを創っていくための、より大きなキッカケづくりになるべきものが、この条例だと私は考えるからです。
まずは、「まちづくり基本条例」について理解を含めながら、「市民参画条例」がどうあるべきなのか、どうすれば市民が参加しより良いまちづくりが行われるのか?
私達も多いにコミットしていく必要があると想いました
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