対岸の火事と思っていたのですが、私にも「ねんきん特別便」が送られてきました。
学生時代には、親が国民年金を20歳になった時から掛けてくれていたのを知っていましたし、その後就職した際にも、厚生年金への手続きをきちんとしていたので、年金記録の問題は、どこか他人事の話のような気がしていました。
ところが、送られた来たねんきん特別便の記録を見てみると、学生時代(大学院までの4年間)の分が、全て抜けているではありませんか。
厚生年金に移行した時の年金手帳にも、きちんと学生時代の記録があるというのに、どうしてそんな単純ミスが起きるのだろう?? と本当に驚きでした。
私の場合、支払い記録や年金手帳など全て保管してあったので、幸いにも何ら問題にはならず解決すると思います。しかし、特別便が送られてくるまで、まさか自分の年金に未払い期間があるように記録されているとは、夢にも考えていませんでした。
私のように、当たり前に20歳から年金をきちんと支払って、大学を卒業して会社に就職して厚生年金に切り替わった人は、何百万人といるでしょう。
私達が義務をきちんと果たしているというのに、肝心の国の記録が成されていないということは、国が自分達の義務をきちんと果たしていないことであり、驚きや憤りと同時に、本当に悲しい気持ちになりました。
それは、このように記録に不備があり、実際にそれを証明できずに今も苦しんでいる人がいるという事実に対して、本当に気の毒に感じたからです。
もしかしたら年金特別便にも対象者が漏れている可能性もあるでしょうし、皆さんも、お近くの社会保険事務所に一度問い合わせをして確認された方が良いと思います!
何事も、自分自身の問題として考える大切を、身をもって体験した一日でした。
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