今回の橋梁補修工事では、吊足場が60日を超える可能性を考慮して、労働基準監督署に設置届けを提出しています。
私としては始めての経験で、かなりの苦労を伴ってはいますが、その分、多くのポイントを学ぶことが出来ました。
例えば、
・設置届け/足場を設置する1ヶ月前までに提出すること。つまりは11月1日から設置する場合は、遅くとも10月1日(30日前)には提出をしておく必要があること。
・様式20号(足場設置届)の参画者について。1級土木を有していれば、3年以上の安全衛生実務を証明する経歴が必要で、その記載のポイントについて。
・足場図面のポイントについて。例えば、安全確保のポイントがどこになるのか。
・吊足場の設置届けとは言いながらも、他種類の足場があれば、その内容や安全性等も説明できること。
・使用部材の強度計算(計算値とカタログ又は試験成績書の整合性)の考え方について
・足場,仮設通路概要書の記載の仕方やポイント など
どんなことでもそうですが、最初は誰しも苦労をします。ただそれを乗り越えていくことで、自分自身の糧となり、また次の機会に経験を活かしていくことができます。
小さな一歩ではありますが、こうした事前知識を持って実際の現場を見ることで、安全のポイントもより強く意識出来るようになってきます。
今回の経験は、自分自身の幅を拡げる機会となっています
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