8月11日は、陸前高田第一中学校 昭和61年度卒業生の同窓会に参加させて頂きました。
本当は40歳を迎える昨年に年祝いとして実施されるはずだったのですが、決して忘れ得ない東日本大震災を受けて、開催が延期になっておりました。
そんな特別な意味合いがある今回の同期会ですので、最初に光照寺で慰霊を実施し、その後氷上神社で厄払いをして、お昼からはお食事会と会が進行していきました。
今回の実行委員会の皆さんは、陸前高田で生活している皆さんが中心となっています。
きっとそれぞれに辛い気持ちも抱えていたはずなのですが、同級生達の事を考えて会を段取りし、当日も裏方に徹しながらサポートし、更にはみんなが楽しめるように盛り上げてくれていました。
そんな仲間達だからこそ、心から感謝の気持ちで一杯になります。
同級生の約半分の70名以上が参加した今回の同窓会でしたが、7名の同級生は津波の犠牲になり参加することが叶いませんでした。
ただ実行委員長が話をしてくれていましたが、きっとあの同窓会のどこかにいてくれたものと信じています。
会えない同期がいることの無念さと、元気に顔を合わせることが出来たことへの喜びと、そんな両方の想いが交錯した同窓会でした。
食事会以降は、中学時代の想い出話や、近況についてなど懐かしい面々と話をすることが出来て、私にとって心から楽しい時間を過ごすことも出来ました。
次の機会がいつになるか分かりませんが、健康に気をつけ、こうして同級生と元気に会えることも大きな幸せの一つなのだと感じた同窓会でした。
また今回の同窓会を機に、光照寺に今回の大震災で無くなった同級生の供養塔が建てられました。高田に行った際には、こちらにも足を運びたいと考えています。
実行委員会の皆さん、こうした素晴らしい機会を設けて頂いて本当にありがとございました
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