今朝、花巻では雪が降っていましたが、これからはより厳しい環境下での仕事になります。
冬場に特有の仕事として除雪作業などもあるのですが、その他の公共工事なども抱えているため、厳しい季節になっていくにも関わらず仕事も忙しい状態が維持される見込みです。
一年間を通しての作業の平準化を考えれば、こうして冬場の仕事があることも幸いな事ではありますが、震災の影響もあり、今年は下半期に工事が集中して発注されているため、限りある人や機械を有効に活用しようにも限界があります。
被災地では代理人や作業員など、人手不足が深刻になってきているようですが、内地の花巻でも作業員や機械の不足が顕著になってきました。
これから被災地のライフライン復旧なども本格化してくるとは思いますが、様々な制度を十分に活用したり新たに特区のような形で創設してでも、施工の平準化が図れるような発注時期の配慮をして頂きたいものです。
先日も被災地である陸前高田の状況を確認するために行って話を聞いてきましたが、岩手県の復興がスムーズに進んでいくと同時に、復興中や10年先にある地域経済もしっかりと自立していけるような産業確立も大切なことだと感じてきました。
自分たちが出来ることには当然ながら限りがありますが、そうした中でも被災地のために何を継続的に支援していくことが出来るのか、考えていきたいと想っています。
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