本日の作業を終えて、先ほど帰ってきました。
改めて、津波の凄さを思い知らされました。
浄土寺のすぐ下に陸前高田幼稚園があったのですが、その屋根が奥まで流されてしまっていました。
海から見ても、かなりな高さにあるお寺なのに本当に驚きです。
片付けをしていると、多くの人達の想いがあっという間に津波に呑まれてしまっている無情さをしみじみと感じさせられます。
写真があったり、生活の様々な品があったり...
普通の解体工事あれば、こんなにも日用品が混ざっていることはありません。
機械作業と手作業を合わせて、大切そうなものは選んで分けてはいるのですが、残念ながら殆どが泥にまみれてしまっています。
お寺の境内にある砂は、まちがいなく高田松原の砂浜にあったものです。直線距離で1km以上もあって、高低差もかなりあるのに、本当に信じたくないような津波の大きさです。
今日までの片付け予定だったのですが、想定以上に時間が掛かり明日もまた頑張ることにしました。
お寺の中には残っている建物や大事なものも多く、機械だけでは作業を進めることが出来ない分、より時間と労力が必要になっています。
限られた時間で申し訳ない限りですが、明日も社員の皆さんと頑張ります。
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