今日は仮設住宅の中を見る機会がありました。
仮設とは良いながらも2LDKですし、エアコン・キッチン・ガスコンロ・水洗トイレ・ユニットバスがついています。
そして、日本赤十字からの提供ということで、冷蔵庫,全自動洗濯機,電子レンジ,炊飯ジャーもありますし、寒さ対策で電気コタツも支給されるそうです。
井戸水ではありますがライフラインも全て整っていますし、生活をする上で必要な有る程度のものが揃ってはいます。
本当に素晴らしい程の設備が整っています。
しかし、これだけの設備でありながらも、抽選に当たった人の中で辞退する人が出ています。
どうして申し込みをしていながら辞退する人がいたのか、その理由が良く分かりませんでした。
話を聞きながら想像するに、光熱費等の費用負担に加えて、当初仮設住宅の人は自分で食料を確保しなければならない条件がネックだったのかもしれません。
(今は、当面の間は食料を支給することに変更になっています。)
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支援金の話やお見舞い金の話はニュースでも出ていますが、いつ被災者の人達に届くのか分かりませんし、仕事を失った人達が多くいます。
会社が再建され再就職出来る場合は良いですが、新たな雇用を生み出す工夫をしながら、自立し真に生活再建できるような仕組みも整えていかなければ、被災地に留まっての、本当の意味での再出発が出来ません。
そして在宅被災者の中で、食料を独自に確保できない特にも高齢者世帯の状況が厳しい現状があります。
こうした事を解決していくためにも思い切った政策が早急に必要ですし、他地域で実施されている良い事例を参考にするのも一案だと想います。
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