私達の会社では、行政の年度に合わせて3月31日を締め日にしております。
平成22年度を思い起こしても、受注競争の激化に始まり、夏の異常的な暑さと冬の大雪、そしてこの忘れる事の出来ない大震災と、本当に大きな環境の変化に向き合わなければならない一年でした。
こうした自分達の会社を取巻く環境を変えることは出来ません。だからと言って、どれだけ自分自身を変えることが出来たのかと、自問自答してしまいます。
私の中でも、弱い自分と強い自分の心の葛藤がありますし、人は考え始めるとマイナスにばかり考えてしまいます。 どうしても、不安な事や心配なことばかりが先に立ってしまう時もあります。
そんな自分自身がどうであっても、翌日には朝がやってきて、自分が為すべき事に向き合わなければなりません。
そうした葛藤の日々の中にあっても、行動していくことを止めてはいけないのだと、そう心に決めています。
諦めずに行動さえ続けていけば、どんな小さな歩みでも、確実に前に進んでいくことができる。
ただそこには道標も必要であって、進むべき方向を示してくれるものがなければ、目的の所まで辿り着くことができません。
こうした状況下にあって、本当に多くの大切なものを失ってしまった人々に、これから未来に向けて歩んでいくための道標が示されなければ、歩み始めることが出来ない人も多いのだと想います。
前を向いて進んでいくための道標が、様々な形で早く示されていくことを願っております。
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