これは、現在工事をしている浄化槽工事の現場です。
屋根からの雪が落ちてくるところでの作業となるため、このように片流れ式に単管を組んで雪が溜まらないように工夫をしています。
万が一雪がたまって重さに耐えられずに下に落ちてしまうと、基礎コンクリートへの悪影響や後処理が大変になってしまうので、そうした状況に対応するための養生です。
その他、ちょっとした生コン打設時の工夫もご紹介します。
底版コンクリート打設時に、設計強度である24N/mm2よりも6N高い30Nの生コンを打設し、規定の養生期間を5日間から3日間に短縮しています。
事前に発現強度のデーターを監督員に提出して、24N-5日強度 < 30N-3日強度を確認して頂き協議をする必要はありますが、単位量当たりの生コン値段がそんなに高くなる訳ではないので、費用対効果は高いと思います。
このように工期短縮の工夫や万が一の雪害対策などをしながら、早期完成を目指して工事を進めています。
コメント