先日、花巻建設業協会の新年会に参加してきました。
懇親会に先立って、平野先生のご講演を聴く機会に恵まれました。
日本の膨大な建設ストックを維持・管理したり、更新したりしていくだけでも精一杯の時が近い内にやってきそうです。
少子高齢化や格差社会の拡がりの中で、景気が回復して税収が増えたとしても、社会保障関係費の増加分を補うことすら、今のままの税制であれば難しいように感じました。
働き手がどんどん少なくなってきて、経済全体が縮小していくなかで税収を増やさなくてはならない。それは、本当に可能なのかという疑問も生じてきます。
今でさえ先進国の中でも並外れたGDP費の借金額ですし、借金で補う事が出来ないとなると、個人の税負担を見直していく方向に進んでいくようにも想えます。
今のままの生活を維持することは当然難しいように思いますが、実はこんなにもったいない数字があります。
食料自給率がカロリーベースで40%しか無いと言いながら、日本において一年間、残飯として捨てられている食べ物を金額で表すと実は11兆円にもなります。
日本人が年間に消費する6,600万トンの食料に対して、2,100万トンもの食料を年間に残飯として捨てている事実。
国民一人当たり、171kgにもなるそうです。
環境goo(参考) : http://eco.goo.ne.jp/life/lohas/shoku/0301.html
世界の中で、一番食べ物を無駄にしている日本人。そうした意識から変革していかなくてはなりませんね。
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