私たちは、何のために仕事をしているのか考えたとき、その人なりの価値観が当然あるのだと思います。
お金のためのという人もいるでしょうし、好きだからとか、他の人の役に立ちたいからという理由もあるでしょう。
多分、お金のために仕事をしている人は、いくら稼いでもこれで十分満足だ! というような気持ちにはならないのではないでしょうか。物が豊かになっても、その幸せは一過性のもので、その状態に慣れてしまえば、その幸せは無くなってしまう。だから、また新しい環境を創ろうとすれば、更にお金が必要になってくる。
これはあくまでも私の価値観ではありますが、何か負のスパイラルになっているようにしか思えません。
私はもっと日々の仕事の中で、仕事をする価値や意欲の基となるものを見いだしていく必要があるのだと想います。
仕事をしていて、どのような時に満足した気持ちや、充実した気持ち。そして、幸せな気持ちになることが出来るのか。
お客様に感謝される喜びや、満足のいく出来映えの工事をやり遂げた時、工事の目標を達成することが出来たとき、そして自分の成長を感じることが出来たとき。
ごく当たり前の日常の中に、答えを見つけることができるはずです。
少し話がそれますが、弊社の10訓の中で、「日々向上心を持って仕事をしよう!」という言葉があります。
人は誰しも、他人に認められたいという欲求がある という話を聞いたことがありますが、そのための一つの方法として、自分自身を日々向上させる必要があると考えます。
人間的にも、仕事の上でも。 様々な経験の中から多くを学び考え、自分自身の糧にしながら、意欲的に頑張り、自己を成長させる事が出来る人。
そのような人であれば、どんな立場にあっても、必ず人から認めてもらえる人間になると想います。
日々の生活や仕事の中においても、自分を成長させられる要素は多くあります。
後は、それを活かすか活かさないか...
そして更に言えば、他人から認められるだけではなく、感謝・信頼・信用される人間でありたいと、私は考えています。
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